べんじゃあファームの自然農法菜園はどれも成長が遅く、成長度合いもバラバラでヤキモキしたけれど、秋の気配の中やっとすべての作物が実り出した。
優等生のオクラは2日に一回収穫できるペースでとても粘のある美味しい実をつけてくれる。
種取り用に残してある実は巨大化していていい種が採れそうだ。
荒れ地に種を蒔いただけの完全自然栽培でこれだけの実りをもたらしてくれた、自然栽培に自信を持たせてくれた記念すべき野菜だ。
成長は遅かったけど次々と花を咲かせ、実をつけ始めたのはナス。
「房成真黒茄子」という名の通り、2つ3つと同じところから花が咲くので摘花が大変。
摘花しなくてもそれなりにたくさん採れると思うけど、株を疲れさせず、長く収穫したいし、できるだけ大きな実を採りたいので水やりに行くたびにせっせと花を摘んでいる。
時々虫に食われてしまうのが悔しい。
食物由来の防虫剤でも作ってみようかな?
一番難儀しているミニトマトもやっと熟し始めた。
でも植えたまま全く成長しない株、実をつけ始めたのに枯れてしまうものが後を絶たず、今のところ収穫が見込めそうな株は植えた数の3分の1ぐらい。
週に1~2回しか水やりに行けないので水不足かな?
がんばれ!
小さなミニトマトたち!!
今日1個完熟直前のを食べてみたけど酸味が少なくて食べやすかった。
完熟したら甘いトマトになるのかな?
あま~い「昭和メロン」は一波終えて第二弾が育っている。
”メロン”という名は伊達じゃない!
甘露甜瓜より糖度が高いせいか虫の害や鳥の害がひどくて3分の1は収穫できなかったけど、ほんとに美味しいメロンもどきだった。
収穫をはじめて草刈りをやめた草ぼうぼうの畑で草むらのそこここに隠れている育ち始めた小さな実を見つけるのが楽しい。
昭和メロンには負けるけどメロンの香りを持つ甜瓜、「甘露甜瓜」。
これも収穫が一段落したところで次の実が育っている。
草勢が衰えているし、葉もだいぶ虫食いだらけになってしまったので第一弾の味が期待できるかはわからないけど、小ぶりでもいいからあの味をもう一度味わいたいものだ。
畑の際にはコンパニオンプランツとしてスイートバジルを植えている。
やることが多すぎて葉の収穫はできなかったけど、せめて種だけでも収穫して来年に備えたい。
茄子の水やり中に香るバジルの香りが心地よい。
さて、そろそろ秋冬野菜の準備もはじめなきゃな。
ファームライフは忙しい。
ひげ